2017.12.11
イベント
「雑学笑科」でしめ縄作り
投稿者|すみちゃん
←講師の先生作のしめ縄。目指せ、こういうの!ちょっと無理?
人吉市は、6つの校区に分かれていて、それぞれに校区の人たちが集う公民館(コミュニティセンター)があります。その中の一つ、中原校区コミュニティセンターの成人講座が「雑学笑科」です。この講座は、その名の通り毎回趣向を変え、おもしろおかしくそしてためにもなるというもので、今回はお正月を前に「しめ縄作り」の講座がありました。
この「雑学笑科」は、毎回のテーマに合わせて人吉球磨の方々に講師をお願いしています。今回は、中原校区の町内会長さんが講師です。先生からしめ縄にまつわる言い伝えやしめ縄は、もともと災いをもたらす神様が家の中に入ってこないように区切って、めでたい神様を迎えるための準備ができたという印にしたものだということなどの話を聞いた後、早速作業開始です。
←このわらを編んで作ります。
数十名の受講生の大半が、しめ縄づくり初心者。配られるわらの束に興味津々です。「前回は、小学生が時間内に上手に作りましたから皆さんも時間内には出来上がると思いますよ」との先生からの無意識のプレッシャーを感じながら、先生のわらを持つ手の動きに必死についていきます。
←先生のお手本を見ます
←こっばこぎゃんすっでしょ(これをこうしますよ)
手順が進んでいき、黙々と手を動かす人、「あー、わからん」と隣の人に助けてもらう人、「せんせーい!これ、やってくださーい」とすっかり人任せの人、しめ縄作りはあーでもないこうでもないと楽しい雰囲気の中で作業が進んでいきました。
←わらを編んで、パーツを2つ作り、合わせて形を整えます
←会場いっぱいに広がって、皆さん集中しています。
←わら仕事もなんだか楽しいね
作業の終盤には、手つきもよくなり、仕上げの金色のテープを巻く頃には一人ひとりに世界に一つだけのしめ縄が、ちゃーんと出来上がっていました。
もちろん、先生のプレッシャーにもみごと打ち勝ち、時間内にちゃんと出来上がりました。私自身、しめ縄を自分で作る機会が来るとは思ってもいなかったので、そのこと自体に感激です。そして「雑学笑科」に感謝、感謝です。
これでめでたい神様を迎える準備「しめ縄」もできたし、お正月の準備が一つ済みました。
来年もよい年でありますように。