2024.02.16
イベント
岩屋熊野座神社の夜化粧
投稿者|地域おこし協力隊 坂元
こんにちは! 地域おこし協力隊の坂元です。
最近は多少寒さも和らぎ、市内で咲いている梅を見ると春の気配を感じます。
さて、本日は「岩屋熊野座神社」についての話題です。
岩屋熊野座神社は人吉市東間上町にある神社で、由来は相良氏が人吉に来る鎌倉時代よりも前にさかのぼります。神社の奥には洞窟があり、そこを含めこの一帯はもともとは修験道の修行場に使われていました。
それが相良氏が人吉球磨にはいるにあたり、初代藩主の相良長頼の御守神である熊野三所権現を勧請する際に、この地がふさわしいとして地元の人から推薦されたことで岩屋熊野座神社がこの場所に建立されたそうです。
現在の岩屋熊野座神社は『日本遺産人吉球磨』の一つに指定されていると同時に、中央殿などの施設が国の重要文化財に指定されています。特徴的な茅葺の屋根は2011年の改修で復活したものです。
そんな岩屋熊野座神社ですが、2月の9日から夜間のライトアップが施されています。これは「人吉ひかりの復興プロジェクト」の一環で行われており、岩屋熊野座神社や青井阿蘇神社を含めた人吉球磨の茅葺屋根の寺社仏閣で行われています。
昼間の景色も山に囲まれた厳かな雰囲気でいいのですが、ライトアップされた岩屋熊野座神社はその神秘さがさらにパワーアップします。
ライトアップは3月2日まで行われ、2月17日の城泉寺と3月2日の山田大王神社ではスペシャルイベントも行われます(実は岩屋熊野座神社でも2月9日に行われ、くまモンがやってきました)。この期間中、Instagramの投稿キャンペーンやアンケートなども行われていますので、興味のある方はぜひこちらを確認し、ご参加いただけますとありがたいです!