2018.03.06
イベント
人吉球磨は、ひなまつり
投稿者|すわっち
こんにちは!市民ライターのすわっちです。
2月から始まった「人吉球磨は、ひなまつり」。
市内の商店街には、さまざまなひな人形が飾られ、華やかな雰囲気ですよ。
先日は、九日町商店街へ。
あゆの里や鍋屋旅館、おひな庵などにも所狭しとひな人形がずらり。
よく見てみると、作られた時代や人形師によって
まとう衣装や表情などが違っていて、興味深いです。
特に、あゆの里には「享保雛(きょうほびな)」と
呼ばれるひな人形が多く飾られています。
江戸時代中頃につくられたもので、
立雛、寛永雛、元禄雛に続いて古いひな人形です。
顔は面長で、目は切れ長、少し開いた口。
能面にも似た穏やかな表情をしています。
豪華な衣装も特徴的で、お内裏様は束帯、お雛様は五衣唐衣を着ています。
またお雛様が着ている赤い袴の中には、
綿が詰められ膨らんだ形になっているのも特徴です。
(▲享保雛)
主に宮中で愛された「有職雛(ゆうそくびな)」などと違い、貴族から庶民まで広く愛されていたため、
小さいサイズから大きなサイズのものまで幅広くつくられたといわれています。
人吉球磨のひなまつりは、3月21日まで。またお雛様に会いに行こうと思います♪